お花さん/
リつ
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
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田中宏輔
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洗貝新
つよい陽を浴びて萎れていたお花はんも、月の淡い光を受けて夜には花をひらくのです。その匂いに誘われて草履虫がせっせせっせと花びらに身をくねる。「あなたは大人しく寝ていなさい」草履虫はたくさんの花粉を身につけて去っていくのでした。これは後々の喜劇を生み出すのです。
作者より:
お読みいただき、ありがとうございます。
田中宏輔さん
おはようございます。
いつもポイントありがとうございます。
洗貝新さん
おはようございます。
ポイントありがとうございます。
花は放心していた。蜜が垂れて仕方なかった。こんな甘さは知らない。「草履虫さん…」そう、恋に落ちたのだ。初めて花として生まれた意味を知り、花からは芳香が漂うようになった。それが他の虫を惹き付けてしまうことを、花は知らない。
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