板*(改訂)/
ひだかたけし
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
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りつ
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田中宏輔
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atsuchan69
作者より:
板
私を盾と呼ぶな
すべてを防衛するものの
名で呼ぶな
一枚の板であれ それは
祈られて あるものだ
はるかにその
みなもとをとおく
絶滅のあとの渚へ
ひらたく置かれ
祈られて波に
洗われつぐものだ
(1977 年7月『一期一会の海』)
『石原吉郎セレクション』(岩波現代文庫)より
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