ずっと好きでいられますよう/由比良 倖
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- アラガイs 

プロの作家たちを~さん付けで書かれたりする優しさ、否、優しすぎるくらい繊細な文章は長くてもすらすら読めました。よくお勉強もされていて溜め込んできたその熱量には敬服いたしますです。どちらかと云えば散文体のほうが自然の理に溶け込めてお好きに書けるように身受けられるので、将来は叙述家として小説のほうにお進みなられるのかな、とも感じますが、魚住陽子さんですか、まだ知らない。紹介にあるので一冊くらいは読んでみたく思いました。

- はるな 
- ryinx 
 
作者より:
>アラガイsさん

本当にありがとうございます。
有名な作家の方に「さん」を付けるのは、本当はあまり正統な書き方ではないのかもしれませんが、
なかなか呼び捨てには出来ない方がたくさんいます。よく読んでいると、親しい先生みたいに思えてくるからだと思います。

僕は普段はいつも、とても神経質で、優しい気持ちになれるときは、本当に少ないです。
最近、薬を減らしていることもあって、苛々しているときの方がずっと多いです。
でもごくたまに澄んだような気持ちになるときがあって、そういうときに一気に書いています。

勉強は、お恥ずかしいくらい出来ていません。まだまだ頑張っていきたいと思っています。
せっかく生きていて、時間もあるのだから、楽しく、いろいろなことを知っていきたいです。

僕は以前は好んで散文詩ばかり書いていましたし、散文は得意な方だと自分でも思っていたのですが、
今はリハビリ中ですね。でも快方に向かっている感触はあります。

魚住さんは本当に素晴らしい作家だと思います。大きな賞の候補に何度も挙がったのですが、
何故かいつも受賞を逃しています。
ひとつでも受賞していれば、今のように売れずに、
ほぼ無名のまま亡くなることもなかったと思うのですが。気の毒です。

思想的な悩みから、やっと抜けられて、自分が好きだと思えることを信じて生きていこうと、
やっと確かに思えるようになりました。
この文章は、あまり読まれることもないだろうなあ、と秘かに思っていたので、
アラガイsさんからの温かいコメントを頂けて、救われたような気持ちでいます。

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