深奥ミナギル/ひだかたけし
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- けいこ 
- おぼろん 
「揺り籠から墓場まで/墓場から揺り籠まで」は、ちょっと見安易なような気もします。ですが、この言葉が現れるのは、「永劫の大洋/打ち寄せる波」を受けてのことなのですね。これを、読者は見逃してはならないように思います。ひだかさんの「時間観」については「読むことのスリル」のなかでも書きましたが、余裕綽綽々でいると作者からのパンチを食らう。これはそうした作風の作品かなあ、と。最後の二行を読んで、「まあ、そうだよなあ」と。ただ、今現在の人間の議論の標準である、物理学、生物学、経済学、政治学などからは離れた記述もほしいかなあ、と。この言葉で伝わりますでしょうか? 「天才になってください」というのが、わたしのひだかさんに対する認識なのですが、こういうことを書くと外部の読み手の方、およびひだかさん自身にどう思われるかは分からないのですが、例えばゴッホの書簡集などを読むと、そこに表されているのはゴッホの理性であり、少しも狂人には見えないのです。ですが、ドストエフスキーの書簡集などを読むと、どうでしょうか。これは完全に狂人の手紙です。ボードレールの手紙にも近いものがあります。詩の読み手はインスピレーションが下ったときのみ発言すれば良いのですが、(もちろん、心のなかに仕舞われる叫びも、本質的に叫びです)動物のように、ではなく、理性の保持者として、こういう詩を読んでほしい、などと感じます。
「自然を引き受け進化スル自然」──凡庸なようでいて、深いと感じます。
- 上川 
- atsuchan69 
- こしごえ 
この詩 かっこいい!
♪☆^^
- 田中宏輔 
 
作者より:
朧月夜さん、

丁寧な批評感謝します。 

この作品、あくまで僕の内底から沸き起こる創造力動を直観し、その上で理性的に整理した結果です。

なので、あくまで貫かれた貫かれて居る作者の力動の痕跡死体に過ぎません。

僕は何時も想うのですが、詩表現力動の痕跡死体を弄っても何も出て来ない、其処に表されて居る創造力動の律動を読み手他者の内で蘇らせ辿れば何かが観えて来る、そんな作品を残したいな と。

まあ、天才は最初から天才なんで、せめて自ら努め営む日々の果てに天才にこれだけ近付けた・匹敵する能力身に付けた みたいな作品痕跡、残したいな と。

ありがとうございます♪

---2024/03/30 23:15追記---

---2024/03/30 23:16追記---



---2024/03/31 21:39追記---

こしごえさん、

あは それはヨカッタ!

ありがとうございます♪

戻る Home
コメント更新ログ