言葉がてらす魔女の落胤/菊西 夕座
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- wc 
- ひだかたけし 
コトバ 呪いの力マデ達している感、
意味に囚われる以前の言葉そのもののリアル 
一つの面から突いていると想います。ゝ
---2023/10/29 21:33追記---
- 由木名緒美 
こんばんは。
菊西さんの詩からは、いつも耽美的な力学が強く感じられました。
きっと恍惚と読まれる読者さんも多いのでしょうね……。

私もそういった世界に我を失していた時がありました。
その時に、そのような自分を受け止めてくださった方には感謝してもし足りません。
最近はすっかり老けて、縁側で日向ぼっこの日々ですが、
やはりそのような世界に陥っている魂の状態というのは、何か大切な「もの」とはぐれている状態ではなかったかと振り返るこの頃です。

それが魂として求めるものなのか、自身の求める自身の魂それ自身なのか、何かを分け合ったものへの渇望なのか、すみません。私自身もまだ彷徨っている最中なのでお伝えすることの可能な言葉を持たないのですが、菊西さんその人自身に、お渡ししたい言葉があります。

どうぞ菊西さんが、菊西さんらしくいられますように。ご自身の魂そのものなのか、菊西さんの魂の半身とのこれからの邂逅なのかは分かりませんが、私は遠くからそっとそれを強く祈らせていただきたいと思います。

きっと邂逅できますよ。このような激しい詩を抱きとめる方に。いつの日か。
やぶからぼうなコメントを失礼いたしました。
- atsuchan69 
 
作者より:
皆さま、お読みくださり、さらにポイントまでありがとうございます。

ひだかたけしさま。
>意味に囚われる以前の言葉そのもののリアル

 このお言葉からヒントを得ましてですね、人間がいかにしてコトバを得るにいたったかを、わたしの腰が掴み取ったような気がしたものですから、次なる詩作に生かさせていただきました。幸甚です。

由木名緒美さま。

 「耽美的な力学」をわたしが発揮できているかどうかは自信がありませんが、ネルヴァル、ポー、ボードレール、ジュネ、ラブクラフトなどの甘美でありながら錯乱と暗黒がうずまく異様な世界に執りつかれておりますと、しぜんに心が健全な状態でいられなくなってくるようでして、何か「大切なもの」とはぐれてしまう不安もわたしのなかにわきあがってきます。
 由木名緒美さまがそんなわたしの行く先を憂え、わたしらしくいるように祈ってくださったおかげで、原因不明の腰痛にまいりかけていたわたしの精神が、それをうちまかすだけの詩を手に入れることができました。詩から気力がわいてきたのです。つまりは腰痛という悪魔に口をきかせてやることで、そいつをやっつけてやるんです。くわしくは「腰痛の懐妊とそれをすこしでも緩和するための詩」に書きました。これにてわたしも日なたぼっこできる境地へと舞い上がれるでしょう。その後はまた日陰になにかを語らせるかもしれませんが、由木名緒美さまの祈りがどんな悪霊をも退けてくださることでしょう。感謝いたします。
 
 
---2023/11/05 22:46追記---

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