作者より:
アラガイsさま 本田憲嵩さま
お読み下さりありがとうございます。
わたしは詩を書くことと 即興で口に出して朗読することは別だと思っています。
それをイコールで結ぶ人たちが信じられない。
ましてや朗読を意図して詩を書いている人などウソでしょとびっくりする。
バングラディシュなどは道を歩けば即興詩人に当たるといわれる。
一度あの人たちの即興で歌う詩を聞けばいい。
わたしはむかし中東系とおもわれる即興詩人の即興の詩を聴いたことがあるような
気がしている。夢のなかの思い出なのか一生忘れられない。
一晩さんざん遊び尽くした男が夜明け前に夜を惜しみつつ乗り合いバスに
揺られて帰っていく。薄明のなか小さなマンドリンのようなものを手にして
即興の詩をうたいあげる。ああいうものを聴くとほんと一生忘れられませんよ。
日本の詩人のみなさまにはこれからは詩の朗読などやめて発声するときはメモなしで
そのときそのときの即興でお願いしたいものです。
これがほんとうの詩のボクシングです。