作者より:
田中恭平 newさまコメントありがとうございます。
田中様の言う前作がうぞめきろまんだと仮定して、すこしお話させていただきます。
うぞめきろまんに関しては言葉の字面を追い拾う方と言葉の文を咀嚼する方と、多分真逆の意味を取るだろうと仕組んではいます。
どう読んでも構わない、まさにそういう、シンプルに目を引く画面構成です。
逆に今回の常磐未来は、先ず見た目も読んだ舌触りも違和感ありありで、ナンダコレ??でしかありませんから。
ただ読み込んで飲み下して行ったものの中に見えてくるようにはしたつもりではあります。
まあどちらも意図的に、どう読み込まれるのか,そういうそれぞれの読みのクセ、好みみたいなもので、詩の内容が変化するような感じで仕上げてはいるのです。
私の詩はそういったひねくれたものでしかなく、例にあげさせていただいたもの以外も大抵が内容をぼかしたもので。読み手様の感性で詩の意味を考えていただくかたちで置いているので。どうぞ気軽につまんでいただいて、あくまで作者が伝えたいものを探すのではなく、妙なあじわいを感じ、たのしんでいただければといつも思っています。
ただ田中様のそのコメントを読む限り、私の書いているもの自体の意味を多分読み当てておられるのかなと勝手にニッコリしておりますので、とても嬉しく思っています。