作者より:
●ななし様
名前のことについて 追記させていただいた甲斐がありました。
おかげ様で この詩に注目していただいていたことが分かり、嬉しいです。ありがとうございます。
●中岡慎一郎様 お読みいただきポイントまでありがとうございます。
● Lucy様 お読みいただきポイントまでありがとうございます。
●福ちゃん様 お読みいただきポイントまでありがとうございます。
● 一輪車様 お読みいただいた上に 批評までしていただきありがとうございます。
すこし 関係のなさそうな話から させていただきます。
うちの庭のフェンスに緑色をしたアゲハ蝶の幼虫が 動かなくなりました。だんだんと蛹なりました。そして、蛹の表面が固くなってきました。緑色だったのに、枯れ葉のような色になってきました。おそらく いまごろは、以前の体を構成していたモノをどろどろにさせて以前とはまったく違う姿になる準備をしているのだと思います。ですが、なんの保証もありません。蛹はこのまま変化せず、朽ちてゆくかもしれません。今は、冬を迎えようとしている季節ですし、蛹は羽化せず終わることの可能性のほうが高いのかもしれません。
以前はいい詩を書かれていたと、云っていただき ありがとうございます。
しかし、私は 変わりたいのです。私は、変わりたいという根拠のない欲望を抑えることができません。
たとえば「し」が 「わたし」という意味の比喩だとします。私には雨上がりに はね上がる必然性が どこにもないのかもしれない。たとえば、この詩の「し」が「し」のフォルムでフェンスにつかまっている蛹だとします。蛹は固い殻の内側で もはや幼虫であることを止めたのですから 体をドロドロに変化させながら、なんとか はねあがる衝動を構築しなおすしかないのです。
あなたは詩人だからか、批評眼をお持ちです。あなたは その優れた審美眼で、私という人物そのものに対して、冬のアゲハのように寒いものを感じておられるのかもしれません。だから、あなたは、すこし前に 私に「このままでは人間ではなくなる」と。おっしゃったことがあるのかもしれません。しかし、
そのときは、そのときのことです。
それでも、私は このまま精進していくつもりでいます。長文になってしまいました。お読みいただきありがとうございます。おかげさまで 腹が座りました。
---2020/10/21 07:51追記---
- 佐白光様
すてきな 「し」の物語 ありがとうございます。
わたしは しろしまけんにすんでいます。
しの音って なんか いいですね。