夜が運ばれてくる場所/
オダカズヒコ
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
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アラガイs
今日は雲ひとつない見事な秋晴れ。自転車で少し遠出の買い物に行きました。
途中の溜め池には亀が固まって甲羅干し。マガモたちも気持ちよさそうに輪を描き游いでいました。
買い物を終えレジに行くと、久しぶりに見た女店員の方が酷くやつれていまして、「えらく痩せられましたね」などと友人でもないのに気さくに声をかけてみましたら、少し間を置いて胃潰瘍との応えが返ってきました。
それまでの豊潤な彼女の面影は一変していて、それとなく「原因はストレスでしょうか?」などと、またまた友人でもないのによけいな突っ込みを入れてみたり。
すると「…ええ親の死とかいろいろあって…」小さな弱々しい声で返してくれました。。
移ろう街の景色は開けたり廃れたり。
しばらく見なければ人の姿も変わっていたりする。
そんなことを思いながら自転車を必死に走らせ上空を見上げれば、真っ青な空の真ん中に白い三日月が、
、ちぎれ雲のようにちょこっと浮かんでみえました。
話しが長くなってしまいしたが、この読み物は痛く可愛らしくて頬がちょこっと緩みました。
※
文言ちょこっと修正ね。
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ただのみきや
作者より:
◆アラガイさん
あんまり知らんひとに無暗に声をかけるものではありません。
そのうち捕まりますよ。
◆ただのみきやさん、どうもありがとうございます。
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