夏日/レタス
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- そらの珊瑚 
>すずろなる橋をわたる下駄の音

すずろなる、は下駄の音にかかるものだと思いましたが、そうすると下駄の音がすずろというのは一見違和感がありました。
が、幼児の下駄とするのなら、たとえばそこに鈴のような音のするものが仕込まれているものかもしれない、そうすれば微笑ましい情景が浮かびます。
また一方で、これは深読みかもしれませんが、橋を、あの世へ渡る為のメタファだと捉えれば、なんとも美しく怖い味わいがあります。
中の句はもしかしたら推敲の余地がある気もしますが、いずれにしても名作ではないかと思った次第です。

最近、滝瓢水を知り、俳句もいいなあと思います。


---2015/08/24 12:14追記---
 
作者より:
yuriさん
何時も有難うございます。嬉しいです。

そらの珊瑚様
おっしゃる通りです。
すずろなるは明珍にかかります。
橋を渡るとはあの世をイメージしており、四万六千日と繋がります。
幼い頃に死を受け入れた想い出なんです。
ご感想有難うございました。。


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