作者より:
〜3万年の歴史
古代福島県は陸奥国の入り口に位置していて、白河関から先は「みちのく」とよばれ、都(京都)の文化がおよばない辺境の地とされてきました。
福島県の歴史は約3万年前にはじまったと推定されており、県内には旧石器時代の遺跡をはじめ、縄文・弥生時代の遺跡が数多く分布しています。
双葉郡双葉町の清戸迫横穴遺跡には、太陽を思わせるうずまきのまわりに、朱色で人物・シカ・ウマなどの動物を描いた壁面が発見され、日本装飾古墳の代表的なものとして、国の史跡に指定されています。
環境整備を始めた矢先に震災があり、今は手つかずの状態ですが、壁画に異常はみられないとのことです。