金型/はるな
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 楽歌 
- こひもともひこ 
- 山人 
これは詩としても十分力のある作品だと思いました。
- アラガイs 
早起きの山人さんが上げておられるので眼に付きました。ならば何処がどういいのか読め解くことのできる人なのだから、少しは解説してみれば自分の肥やしにもなるのに… とか思いますが、まぁ これはまったく余計な事だから、いいです。失礼 。
散文で上げておられますが、書体は短く途切れ途切れで脈筋も一定せず、所々飛躍を意識して語られているので、どちらかと言えば詩の体裁を編んでいると思われます。流れも一定せず行ったり来たり。締まりのない曖昧な表現に置かれ、言葉使いを理屈で読むならば上手い文章の作りとは言えないでしょう。そのような見方をする人からみればけっして評価もされないのではないか。しかし金型をこの母と娘、或いは夫に当て嵌めるならば、その意図は読み手のこころに言葉のかたちを模倣し、思う生活の形態が円錐の輪のように包み上げられる。。それは丸括弧の繰り返しに見られる家族の様態を、金型のかたちに喩えられることで、娘の成長を描く母親の気持ちが充分に伝わるからである。
少し気になるのは丸括弧に置かれた意味が対比や説明と置かれ統一されていない事、そして省ける箇所も幾らか散見できる点だろう。
けっして上手くはないが何故かこころを惹き付けてしまう詩文。それに対してもちろん異論はありません。 技巧だけでは掴み出せない感興。そのお手本のような語りだと思われます。くどくどと失礼いたしました。


- 佐倉 潮 
 
作者より:
読んでくれたひとにはみんなありがとう。

どのコメントも、ひじょうに興味深く読みました。
ありがとうございます。

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