牛/天地無用
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- こひもともひこ 
- 山人 
- るるりら 

おはようございます。
わたしは、パートで 牛のデータを集積管理する部署で家畜に関するデータ入力や
酪農家の方々に答えていただいたアンケートや
酪農見学に来られた方のアンケートをデータ化する仕事をしていた時期があります。

そのような関係もあって、この詩は とても興味深く読ませていただきました。
出産が早朝であることが多いのですね。
なんとなくなのですが 夕方から朝方にかけての出産が多いというお話をきいたことがあり
昼間の出産は すくないという印象をもっています。
早朝のケースの場合は、 それまで ずっと待っていらしたのだろうから、印象に残りやすいような気がします。朝霧の中の ドラマを思うと わくわくしました。。


人間なんかの自然分娩は 満潮のときが多いというのを聴いたことがあります。
わたしなんかが書くと、うっかり 満潮とかいう頭でいろんな人の話を聞いたことを
下地にしそうだと思っただけに、

この詩には、ほんとうの出来事を知っておられる方の息遣いを感じました。とくに、

》どろっと

からあとの詩文は、至珠だと思います。私は昔、毎日毎日データを入力していただけなのですが、あれらのいとなみは このように美しいのだと 想像できて とても嬉しい詩体験でした。
良い詩を読ませていただけました。ありがとうございます。

- アラガイs 
と、いうわけで遅ればせながら彼方で拝見し、作品のイメージの立ち上がりなどと題しそのシンプルな妙味の読み解きを少々piggy in the mirror さんのところで勝手に書き置きいたしてみました。シンプルイズ ベスト。これは書きやすく実はなかなか描き難いのですね。
空飛ぶ牛 ピンクの牛 。豚と同様に(牛)もーちゃんなどもそのユーモラスな見かけから人間の勝手な思い込みによって比喩に扱われてしまいますが、この詩には作者の愛情も認められ好感がもてます。(温かな匂いで星を分散させ〜) ( たいていは〜)この副詞を冒頭に置ききった勇気で後に続く言葉全体がこ比喩として見事に機能していると思います。何度読んでも耐えられる解釈の幅があるということですね。どちらにせよ、その姿を自身の姿に投影させて読んでいるのでしょう。
遅くなりましたがpひとつを謹呈いたします。では

 
作者より:
れたすたれすさんどうも。  ぴぱちょぱぴちょですね♪


るるりらさんどうも。  そうしたお仕事があるんですね。知りませんでした。人為的な管理を越えて自然による計らいは予知するのが不可能 不可知であるがゆえ、ドラマチックに感じられるのかもしれません。牛に限らず、命が生まれてくる、そのことに感じ入るものがあるんでしょうね。わかりませんが(^^)

アラガイさんどうも。  気恥ずかしいです。まったくそのとおりです。しかしれたすさんからは冒頭の入りは別案を提供されました、悩みます。 ありがとうございました。





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