僕が思う現代詩と合唱の関係について(7)/赤青黄
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 深水遊脚 
ひとつの合唱曲をチームで作り上げる過程で、音と言葉のひとつひとつと対話しながらその答えを共有するプロセスは興味深いです。ひとりの思い込みを胸にしまっておくのとは対照的で、別々の考え方をする個々のメンバーの間でいろんなものを出し合いながら、音の必然性、言葉の必然性について共有して、そのうえで細部を作りこんでゆく、そんな世界があるのだと知りました。あらためて考えれば表現者として当然かもしれませんが、課題曲の音と言葉を基点としているところ、とんでもなく面白い語れることがいいです。
---2013/02/16 12:44追記---
- まーつん 
興味深いです。
言葉の世界と旋律の世界の間に、そんな風に橋をかけてしまうとは。
既成の詩に音を付けて名曲が生まれる、という逸話は耳目に得てはいたものの、やはり現場でもがいている人の言葉は瑞々しい。
僕は趣味でギターなんぞも弾いている社会人ですが、歌唱曲を作るときは、詩が先に出てくるか、メロディが先に出てくるかは曲によって異なってきます。独学なので譜面などは読めませんが…。
音と言葉、異なる二つの素材をすり合わせて一つにすることのジレンマが苦しくもまた病み付きになるというか。
赤の他人の内的吐露である詩の世界。その閉ざされがちな扉を音楽という梃子でこじ開け、第三者がどのように肉薄し、共感していくか…それは、人が人を理解するという行為そのもの。
その過程を楽しみに読ませてもらいましょう。
- こひもともひこ 
- 北村 守通 
 
作者より:
かのっぴさん:僕もかのっぴさんのレスの通りだと思っています。
       ですから、最初は友達に付いて行ってなんとなく合唱を始めた人でも、
       この魅力にぐいぐい嵌っていって退部するときには「合唱最高!」っ
       てなる人以外と多かったりするのです。
       嬉しいコメントでした!ありがとうございます。
       
浪玲遥明さん:コメントありがとうございます。   
       
       コメントを一読してなるほど、と思いました。
       まあどこまでなるほどなのかはアレなのですが汗
 
       (他の団体の合唱人の方々はどうか分かりませんが)  
       僕も含めた部活の皆は「現代詩=解釈ができるもの=共感が覚えられるも
       の」だと思っているふちがあるのかも。
       
       具体的に言うとしたら(文極での月間選評を読んではっとしたのですが)皆
       現代詩=j-popの歌詞と同じ基準で詩と向き合っているのかもしれませ
       ん。

       だとしたらちょっとこれはマズイかなーと思いました。
       
       
       これは、余談なのですが、
       
       実は一度だけ僕達も詩に対して「解釈」を放棄したことが一度ありまして
       
       そのときの詩は池澤夏樹氏「ティオの夜の旅」だったんですけれども
       この詩に限っては解釈がまったく出来なくて悪戦苦闘したのを覚えてい 
       ます。

       で、「もう無理なものは無理だっ」と先生までが悲鳴あげちゃったので
       解釈をあきらめ、曲の中でつむがれる摩訶不思議で魅力のあるフレーズ
       を生かす練習に切り替えたんです。

       そしたら案外その作戦が有効で、結果的にいいところまで曲を持っていけ
       たことがありました。

       ちょっと長くなっちゃってすいません。
       ありがとうございました。
       


       

       
---2013/02/21 02:54追記---

まーつんさん:コメントありがとうございます
       僕は、合唱以外のジャンルの音楽に携わったことがないので
       実の所あまり音楽全体のことについてはよく分からないのですが
       それでも、音楽の醍醐味の一つとして「誰かと誰かがセッションする
       こと」があると思うのです。ここで僕が言っているセッションとは
       バンド仲間みたいなのもそうですが、作曲家や歌い手のような関係や
       演奏者と観客などの関係も含めたものです。
       合唱の場合だと「詩」あり「作曲家」がいて曲を起こしそれをみんなで
       「合唱」し「観客」に披露する。このプロセスがものすごく面白いと僕
       は思うのです。
       
       これから僕が書くことが、現代詩及び合唱の魅力をつたえることに
       少しでも貢献できるよう(拙い文ではありますが)頑張りたいと思います
       嬉しいコメントでした!
      

こひもともひこさん:ポイント&いつもお読みくださりありがとうございます。

---2013/03/13 20:35追記---
北村 守通さん:ポイント&お読みくださりありがとうございます

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