発言/HAL
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 鵜飼千代子 
女、子供、のように泣いたり騒いだりせず、津波のように押し寄せてくる情報をじっくり精査したいです わたしは女ですが(汗)
- そらの珊瑚 
そのことを認識しなければいけないのはもちろんだと
思いますが、果たして今何をしていいものか、
よくわかりません。
 
作者より:
>鵜飼千代子さんへ。

正直、この詩とも呼べないものを評価して頂けるとは想いませんでした。感謝しています。いまぼくらの国は石波幹事長の発言通り、非常に危険な状態にあることをぼくは危惧しています。今日(10/5)も初めて中国の軍艦船団が沖縄と宮古島の間の日本の領海を航行していきました。明らかにこれは領海侵犯ですが、尖閣に於いて中国の動向を監視していた海上保安庁ではなく、その軍艦隊に警戒態勢を執っているのは、哨戒機を始めとする海上自衛隊ですが、憲法九条及び大局的見地に立つなら愚かな民主党政権であっても政権が変わり自民党であったとしても武力行使はできませんし、それを行えば再び日本は望まない戦争に巻き込まれることになります。とにかく平和をどう護るかと云う賢明な知恵が求められています。もちろん、いま大統領選挙を一ヵ月後に控えているアメリカ合衆国も手出しはできないでしょう。もっとも賢明な策は中国の挑発行動に対して、外交によるこれまでにない怒りを込めた抗議か、中国から大使を呼び戻す、或いは大使館そのものを引き上げると云うタイトロープを渡る手しかないように想えます。いま明らかに中国は日本ばかりではなく安保条約までも舐め切っています。男女関係なく、平和維持の為に今後の対中・対韓関係を国民全員がどう考えるかに掛かっていると想います。長い返礼文になり申し訳ありません。ただ実に歯痒い想いでこれを記していることはお分かり下さい。同時に拙いものを読んで頂いたことに心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
---2012/10/06 11:00追記---
>そらの珊瑚さんへ。

ぼくも正直、同じ気持ちでいます。戦争は例え小競り合いでもしてはいけないし、しかし日中国交正常化40年目に、このような事態が起こる。経済原理から捉えると、日本はもちろんですがアメリカ合衆国も中国を敵には廻したくない。同時に、極東の盾として日本に於けるアメリカの軍事基地は、重要でもある。一種の八方塞がりのなかで、中国はそれを見抜いていますから、より挑発的行為を今後も行ってくるでしょう。マルクス・エンゲルスの共著である《共産党宣言》には、共産主義を拡大していくことがすでに述べられていますが、それは中国の領土・領海を中国ものにしていくことを意味するとぼくは考えていますが、では、それを友好的とまでは無理でしょうが、少なくとも有事に至らないよう中国が、どうすればもう少し理性的になるのか、をぼくは現在の所、その方法をヒントすら思いつかずにいます。そこが鵜飼さんの返礼文に書いた歯痒さです。
>孤蓬さんへ。

間違いの指摘、深く感謝いたします。仰る通りで、こう云うことを伝える場合は正確を期するのが最低限のことだと深く反省しております。今後は、もし問題提議になるべきものはきちんと精査していこうと考えております。また、勉強のためにも指摘して頂いた国際法にも日本の国内法にも抵触するものでないこともきちんと自分で憶えておくため確かめておくように致します。その想いには、決して孤蓬さんからの指摘頂いたことを疑い確認するためのものではありません。その点は、どうか誤解なさらずにいて下さるようお願い申し上げます。読んで頂き、きちんと誤りを指摘頂いたことに対して、社交辞令は一切込めずお礼を申し上げておきたいと想います。ありがとうございました。

---2012/10/07 03:24追記---
少し、孤蓬さんの指摘である『沖縄本島と宮古島の間には、国際水域(いわゆる公海)があり、中国軍艦はそこを通ったものと思われます。このような通航は、領海侵犯ではなく、当然の事乍ら、国際法にも日本の国内法にも抵触するものではありません。』に関してぼくなりに調べてみました。
日本の陸軍軍人仲村覚によりますと、以下が沖縄本島と宮古島の間には、国際水域(いわゆる公海)があり、中国軍艦はそこを通ったものと思われます。このような通航は、領海侵犯ではなく、当然の事乍ら、国際法にも日本の国内法にも抵触するものではありません。しかし、つづけて以下の文章がありました。
■日本の排他的経済水域を「公海」とし、自国の排他的経済水域を「領海」にする中国
中国海軍は、沖縄本島と宮古島の間を公海として、自由に航行していきました。
日本の排他的経済水域を「公海」とみなしているのです。
太平洋側に出ていって演習をしているとの事ですが、もしかしたらそこも排他的経済水域で行っているのかもしれません。
つまり、中国海軍は日本の排他的経済水域で「公海」と同じように自由に軍事行動を既成事実づくりを初めているのです。
一方、上記記事にあるように「中国の排他的経済水域では許可を得ずにいかなる軍事行動をする事にも反対する。」と宣言しました。
中国の排他的経済水域は、中国にとっての「領海」とみなしているのです。
つまり、中国は、日本の排他的経済水域を「公海」とし、自国の排他的経済水域を「領海」にしようとしているのです。
■このまま放置すると、日本の排他的経済水域が「公海」になり、中国の排他的水域となり中国の領海になる。
日本の安全保障にとって排他的経済水域の扱い方は最重要事項です。
これを、安全保障音痴の外務省だけに任せていては日本が無くなってしまいます。
中国の現在の自分勝手な主張を受け入れ、尖閣諸島で同じ理論を展開されたら、とんでも無い事になってしまいます。
シミュレーションすると次のようになります。

STEP1:日本の排他的経済水域は公海だから中国海軍は自由に航行できると主張(日本の排他的経済水域は公海)
STEP2:尖閣諸島は中国の固有の領土だから尖閣諸島を基点とした200海里水域は中国の排他的経済水域と主張
    (日本の排他的経済水域は中国の排他的水域)
STEP3:尖閣諸島の排他的経済水域に日米両軍の侵入を拒否(中国の排他的経済水域は領海)

もし、尖閣諸島の排他的経済水域を主張されたらとんでも無いことになってしまいます。
200海里は約370KMですので、東シナ海のほとんどが中国の海になってしまいます。
日本政府は中国の海洋覇権の戦略と手口を見抜いた上で対処していかなければなりません。
排他的経済水域に関して国際法で明確に示されていないところを最大限に国益に沿った方向で解釈するべきです。
今後の日本最後の命綱は、草莽の国民の声しかありません。
「公海上で国際法上問題はない」という罠にはまっている国民の目を覚まさなければなりません。
是非、多くの国民が中国の大嘘に気がつき、理論武装して叩けるようこの情報の拡散のご協力をお願いします。
特に、政治家の皆様に届いて外務省、防衛省を動かしていただきたいと切に願っています。

以上は尖閣についての記述ですが、今回、ぼくが記した沖縄本島と宮古島の間の中国軍艦の通過にも当てはまると想います。この文面を孤蓬さんがご覧になる可能性があるかどうかはぼくには判別できませんが、少なくとも、ぼくは以上の見解に関して、STEP1:STEP2:STEP3:を認める側に与するものです。
つまり孤蓬さんの見解は、中国の見解をお認めになられると云うことになりませんでしょうか。

戻る Home
コメント更新ログ