作者より:
渡 ひろこさん、
涼風 ぴのさん、
つ ぐ み 。さん、
姉御、
潮色たちさん、
月乃さん、
帆かけさん、
相田 九龍さん、
佐々木妖精さん、
乱太郎さん、
箱舟さん、
海さん、
読んでくださった上に暖かなコメントまでいただきありがとうございます。
さて、祭り…とは暴風雨をともなった巨大なハリケーンにも似たカオス(混沌)の侵略からコスモス(秩序)を守るための免疫装置でありますが、ワッショイ! 日本人って、ワッショイ! 祭り、大好きですよね。ここ3日ほど妻と伊勢志摩へ温泉旅行してきたんですが、おかげ参りの本拠地――伊勢神宮――のすぐちかくに「スペイン村」があるっていうのもナンダカなぁーっていう、妙な感慨を覚えました。今、中東で起きている「イスラム化」…というより、率直に言って「反米化」ですが、マクロな視野で見ると世界はかなり大がかりな「祭り」の準備段階にある。それも大都市が一瞬で消滅するほどの威力のあるロケット花火を用意した「ケンカ祭り」だ。ワッショイ! で、我々はどうなるのか? だいじょうび、マイ,フレンド。古の時より、聡く寡黙な詩人たちはいつだって希望と幸福に満ちあふれた永遠を夢見つづけてきたのである。やがて夢は大勢のことばに乗って果てしなく長い旅をする。いつか命が途絶えてもなお、儚い夢たちは凍りついた氷河で時を過ごし、またあるときは砂漠の砂に覆われ、地上の覇者がいったい誰であろうと頑なにこの世界に在りつづけ、たとえすべてのことばが滅びても夢はふたたび、隠されたあの「秘密のことばたち」を探し出すのだ。
---2011/03/11 00:20追記---
---2011/08/28 10:27追記---
---2012/09/14 08:36追記---
---2024/12/31 07:24追記---