失くし物/
山中 烏流
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
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鵜飼千代子
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恋月 ぴの
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乾 加津也
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北大路京介
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山人
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ゴースト(無月野青馬)
読みました。
そして思いました。
この詩は読みやすい詩、与し易い詩ではないと。
>あの日
「行ってらっしゃい」を言えなかった私だから
今も
お前に「お帰りなさい」を言えないのだろうか
こんなことが起こるのだろうか、起こってたまるかと人が強く思うことほど起こってしまう、現実になってしまうという事態は、誰にでも起こり得ます。
僕にもあります。
しかし、そんな過酷な渦の中で、僕らは見失ったり、はぐれたりした、「何か(これは人によって違う」の残滓、残像をかき集めながら生きているようなものなのかも知れません。
その困難は風化などする訳もなく、解決策の見つからぬまま携わる僕らの方が劣化していくのです。
僕らは錆びる。けれど、この厄介な渦は何時までも、その日のまま、現存し続けるのです。
それは、それを直視し続けることは、やはり大変です。
携わる者がどんどん塩に当たり、錆てしまうからです。
ですが、この詩の中の主格は、勇気を奮い起こし、渦に身を乗り出し、彼方へと消えた「何か」に向かって声を掛けている。その姿に、感動を覚えました。
作者より:
鵜飼千代子さん
緑川 ぴのさん
乾 加津也さん
北大路 京介さん
山人さん
無月野 青馬さん>分かりきったことを、誰にでも分かるように書くことは、本当に難しいことです。
ありがとうございます。
---2010/12/14 23:12追記---
---2011/03/20 22:43追記---
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