【句評】 √/石畑由紀子/
古月
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
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ふるる
√と言えば、『博士の愛した数式』を思い出します。「√は、どんな数字でもわけ隔てなくかくまって、ちゃんとした身分を与えてあげるんだよ。」(だったかな?)
ルート、何かを、包み込んでしまいたいような、すでに包み込んでいるような。
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石畑由紀子
思いがけない贈りものをありがとうございます。嬉しい。
√のほうは厳密にいえば七年ほど前から原風景が自分のなかにあり、
尾翼灯はつい先日詠んだもの、
この二首の空が偶然自分のなかで繋がったので、並べて公表してみました。
数学のなかをながれている抒情が好きです。
そして意味はやってくるものではなく、自らの意志なのだとも。
その決意表明としての尾翼灯でした。
たいせつな二句です。ありがとう。
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m.qyi
作者より:
>野の花ほかけさん
すいません、√くんというのは知らないのでした……。
>ふるるさん
その『博士の愛した数式』というのは未見(未読?)でした。
包むという視点はなかったですが、いい読み方ですね。
ありがとうございました。
>石畑由紀子さん
喜んでいただけて幸いです。
こちらこそ、良いものを読ませていただきました。
抒情はどこにでも宿るものですね。
ありがとうございました。
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