川柳を誤解してた/ふるる
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- AtoZ 
>私は、詩の中に「わたし」って入れるのがすごく苦手で、いつもあっさりさっぱりそれでいて印象的なものを書きたいと願ってるんです

に。
- ……とある蛙 
短詩型の凄みは感動することがあります。
このようなものを書ける人は心底尊敬します。
自分には出来ないことなので。
- 古月 
「私性」と「私事(わたくしごと)」の差ですね。
ふるるさんが忌避なさるのは、後者でしょう。僕もそうした私小説めいたものには、生臭いものを感じてしまいますね。
現代俳句と現代川柳が接近しているのは、ともにこの「私性」を描きだす文芸だからなんですが、その捉え方にはまた違いがあるようで、それも難しいところです。
---2010/06/22 18:22追記---
俳人のあざ蓉子さんが「情を出しすぎない」ということを仰っておられますが、「私性」と「私事」の差は、過度の感傷ではないかと思うんです。
現代俳句にせよ、現代川柳にせよ、「私はこう思った」ではなく、「私が思ったことを比喩的に写生する」であってほしく思います。
- 石畑由紀子 
- 佐々宝砂 
- やや 
私も川柳について少し学ぶことが出来ました。
ありがとうございますv
- るるりら 
いままで私は川柳に まったく 興味がなかったのですが、なんとなく、強い社会風刺の心得えがない人間でないと書けないものと思っていました。でも川柳の歴史を知ることで 私は 川柳についてなにもしらなかったのだなあと思わせていただきました。

思い出したのは、和歌の旧家である冷泉家では 七夕のしきたりで
男女による恋の歌のとりかわしをするということを 思い出しました。牽牛と織姫になぞらえ、天の川に見立てた布を間にたてて複数の男女が恋の歌を詠み交わすというものです。

自分がどういう感性の人間であることを表現する場ですから 名前や性別が大きな意味をもっているイベントが 和歌の旧家では続いているのです。もしや あれが川柳のはしりではないかという気がしました。

- 相田 九龍 
- フミタケ 
- sh 
- 若原光彦 
- umineko 
たしかに!時実さんのとか ぐっとくるなあ
- 《81》柴田望 
- ああああ 
以下の方がポイントなしでコメントを寄せています。
- 番田 
川柳と俳句の違いについてを考えて欲しかった。
 
作者より:
AtoZさん
読んでいただいてありがとうございます。「わたし」と書いた瞬間漂う胡散臭さをどうにかできないものかと思います。
---2010/06/22 14:52追記---
たまさん
コメントありがとうございます。文学、色々ですね。
---2010/06/22 16:33追記---
……とある蛙さん
芭蕉の俳句を知った時と同じ衝撃を受けました。
書くスタイルはそれぞれですね。
---2010/06/22 17:48追記---
古月さん
どうすれば「私事」を「私性」にまでもっていけるんでしょう。現代は俳句も、私性を表すんですね。イメージとしては、俳句はきちんと言う、川柳はやんちゃに言う。という違いを感じます。

---2010/06/23 13:27追記---
そうですね、ワンクッション。ありがとうございます。


ややさん
こちらこそ、読んでいただいてありがとうございます(^^)江戸時代の面白い川柳もよいですね。
---2010/06/23 14:30追記---
るるりらさん
>牽牛と織姫になぞらえ、天の川に見立てた布を間にたてて複数の男女が恋の歌を詠み交わすというものです

ステキですね。ずっと続いてほしいしきたりです。私も、教えていただけて嬉しいです。
---2010/06/27 22:58追記---

野の花ほかけさん
読んでいただいてありがとうございます。ほかけさんも、挑戦してみてください。

番田さん
そうですね、俳句もまた未知の分野ですので、機会があったら考えてみたいです。
---2010/06/28 23:37追記---

uminekoさん (さん、を付け忘れていました、ごめんなさい)
ですよねですよね。uminekoさんの好きな感じかも。
---2010/07/03 15:44追記---

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