【批評祭参加作品】客観描写ということ(高浜虚子)/古月
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 岡部淳太郎 
- 相田 九龍 
あらゆる詩作法に間違いはないと考えています。しかし多くの詩人は「もうひとつ上の境地が存在する」ことを意識するべきだと考えています。
古月さんの提示されたものはそれを意識するための方法として大変丁寧で理想的であると感じました。
- あぐり 
- 葉月二兎 
- 角田寿星 
高浜さんは晩年になってもブレなかったんですねえ。
高浜虚子がどーしてこんなこと言ってるかというと、あれですよね。直接の相手は同郷同門でかつての親友、河東碧梧桐ですが、他にも尾崎方哉とか種田山頭火とか、こりゃまた主観だらけで「ひとりでさびしいよう、んでこれからもずっとさびしいよう」みたいなことずっと書いてて、それがまた受けちゃって「俺がこんなに苦労してるのに何であっちの方が受けんだよう」とか「こんなんばっかになったら俳句はオワっちまうぞ」とか、そんな思いがあったんでしょうね。

ぼくは個人的には「詩にもならねえようなクソくだらないこと」を「クソくだらなく書いた」詩とか、結構好きなんですよね。
- 楽恵 
- 杠いうれ 
- リーフレイン 
- 夏嶋 真子 
- 井上新雪. 
- 月下美人 
- 鵜飼千代子 
- 大村 浩一 
- 朧月 
やさしいことばで心のうちを。
そう考える私の理想の詩を綴っていきたい
そう決心させるものでした。ありがとうございました。
- コーリャ 
- m.qyi 
- れつら 
ぼくもマイタケは好きです。
- 佐藤伊織 
以下の方がポイントなしでコメントを寄せています。
- ことこ
凪葉さんもちろっと書いてはるけど、どうもこの文章の指す「あなた」が誰を対象としているのかよく分からない。
本来の対象である「あなた」に伝わる文章には、読めなかったです。
 
作者より:
>sadameさん

コメントありがとうございます。
一年ほど前のことです。テレビでマイタケが体に良いと言っていました。
僕はキノコが嫌いですが、健康には不安があったので、半信半疑でマイタケをしばらく食べてみることにしました。すると、驚くべきことに本当に健康になったような気がするんですよね。
というわけで、僕は他の人にもマイタケをおすすめしてみたりするわけです。
もちろん、ハンバーガーやラーメンをいくら食べても個人の自由だし、マイタケを食べないのも自由です。健康を得る方法は他にもウォーキングだとか、体操だとか、いろいろありますよ。
そして、マイタケの確実な効果も、僕は保証しません。僕にあるのは、一年間マイタケを食べてみた結果として得た実感だけです。だから、誰にも、なにも、強制はしません。
マイタケというものがありますよ、というだけです。
本稿は、そういう話です。

>相田 九龍さん

コメントありがとうございます。
僕もあらゆる詩作法に間違いはないと思います。
ウケるかどうか、はあるとおもいますけど、そういうのに左右されず(もちろんこの批評にもね)自分のスタイルを貫いてほしいです。
で、自分の使えそうな部分だけ拾って、ちょっとくらい参考にしてもらえたら嬉しいですね。

>凪葉さん

コメントありがとうございます。
反発があることは覚悟していました。
まあ、挑発的な書き出しで始めた僕も悪いんですが、つかみが大事かなと思って(笑)。
ところで、よく「詩はいちど散文として死なねばならない」みたいに言われることがありますよね。あれ、どういう意味か正確に把握していないのですが、おそらく僕が感じていることと同じではないのかな、と思っています。
散文で書けるくらい観察力(あるいは想像力)を使って、対象とちゃんと向き合え、的な。

>角田寿星さん

コメントありがとうございます。
河東碧梧桐の名前は、「玉藻」の連載でも、対談でも、頻繁に出てきますね。
一度言ったことを数ヵ月後にまた書いたりして、おんなじことを何度も繰り返すので「またこの話か」と思うことたびたびですが、なるほどあれは愚痴なのですかね……。
本稿では虚子の発言の背景は伏せていますが、恣意的に部分を抜き出して都合よく使ったりはしていないので、たぶん大丈夫なはず、と思っています。

>ことこさん

コメントありがとうございます。
「あなた」とは、単純に本稿の読者のことです。特定の層に向けて書いたわけではないです。
(初学者の助けになれば、とは確かに書きましたが、たんなる希望です)
なので、「本来の対象」などというものは、存在していません。
マイタケは、病気の人にも、健康な人にも、等しくおすすめです。

>鈴女さん

コメントありがとうございます。
詩人たるもの、「譲れない思い」を伝えるために、常に最善の方法を考えていきたいですね。
それにしても、すべての投稿作を読むというのはすごいと思います。
僕も最初はそうしていたのですが、さすがにフォーラムは人が多すぎて、最近は申し訳ないのですがプレビューである程度選別してしまっています。

追記:
「好み」と「引力」。それはあるかもしれませんね。
すごい作品に出合った時は、わりと冒頭でピンときます。

>吉田 亮さん

コメントありがとうございます。
「大変重要な、学ぶべき事柄であり、しかし、いづれはそこから抜け出さないといけない、そんな技法」
僕もほんとうに同感です。
詩人には、なによりもその人の中にある譲れないものや、自分のスタイルを大切にしてほしいし、書き始めたころの初期衝動を忘れずに、表現において妥協しないでほしいです。ちょっと青臭いかな(笑)
僕もまだまだ途上なので、がんばっていきます。

>朧月さん

コメントありがとうございます。
やさしいことば。易しさは優しさに通じますね。
僕にも理想の詩のかたちがありますが、まだまだ道は遠そうです。
死ぬまでにひとつくらい納得のいくものを書けるといいんですけど。
理想を語るのは簡単ですが、いざやるとなると難しくて困ります。

>れつらさん

マイタケに代わってお礼申し上げます。
これからもマイタケをよろしくね。ということで。

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