作者より:
>チャオさん
そうですね。最初読んだときは、何といいますか、方向性は正反対なんですが、論述の仕方が、ニーチェみたいだなぁ、と何故か感じてしまいました。「詩人哲学者」とでも言うのでしょうか、そんな感じで。(レヴィナス自身が実際に詩を書いていたのかは別として。)
単独で読むと殆ど意味が取れないので、出来るだけ他の哲学者の諸概念と置き並べながら読まないと駄目なのかな・・・と思っています。解説書等ではハイデガーを主要論敵として、みたいな説明が多いのですが、よく見てみると案外サルトルへの言及っぽい箇所もあって、同じフランスで哲学をしていた訳ですし、サルトルと置き並べて見ると割と相性が良い(コントラストが効いて読みやすくなる)かな?と最近試しています。