8月6日、ハムの日/楠木理沙
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- ワタナベ 
面白いけれど、惜しく感じます。
きのこ>きのこ雲 の連想なのかなとか
ハムの国の話なんかも、もうすこしきのこ雲、あるいは最後に
出てくる痛み、について、伏線をはるなり、なにかしらの
描写を入れるなりしてみればもっと際立つ気がしました。
当然何か出てくるだろうお化け屋敷に入ってみたのに
なんだかおばけなんか一匹も出てこなくって
なんだそりゃ、みたいな印象を受けました。
- プル式 
とても好きです。
 
作者より:
>ワタナベさん

コメントありがとうございます。
未詩にしようとしたものなのですが、あえて自由詩にしました。
確かにそういう印象を与えるものですし、的確なコメントだなあと思いました。

ただ、ここで私はあえてお化けの出ないお化け屋敷的な作品を目指しました(その意味で、狙い通りではあるんです)。
戦争に対するリアリティのなさ、関心のなさを描きたいという気持ちがありました。
それを登場人物の動きで見せたかったんです。何かを感じていそうで何も感じていない、何かが生まれそうで、何も生まれない。
そういう薄っぺらさを見つめることで、戦争を浮き上がらせる、そういう方法があるんじゃないかなあと思っているんです。なんだそりゃ、と思わせつつその先に導くような詩。まだまだ至らないですが。
ラブ&ピースも戦争反対も当事者言説でもない方向性、それを考えてみたんですね。

コメント本当にありがとうございました。また何かあったら是非お願いします。

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