一九八四年/
板谷みきょう
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
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A-29
もしかすると私の人生の最大の失態は/己が遺伝子を持つ世代の後継者を/造り出してしまった事なのかも知れない
僕は自らの意思で子を設けなかったとずっと考えていました。おれのような人間がまた出現するなんてという思いから。が、数年前のある日突然、「ちがう。あんたの子を産んでやろういう女がいなかったというのが真相だ。」と思い至り、ひどくみじめな気分に陥ったことがあります。
そして最近は子作り子育てから「自由」であったことに債務感のようなものを感じています。人それぞれ憂いはいろいろなんですね。ははは。
作者より:
A-29さま
>人それぞれ憂いはいろいろなんですね。
コメントにあるエピソードを読ませて頂き
「憂い」の体験の訳や原因はどうあれ
「憂う」感受性が大切なのかも知れないと気付きました。
ありがとうございます。
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