■批評祭参加作品■詩の読み方について/
岡部淳太郎
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
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ふるる
かつて、クレーやモンドリアンやカンデンスキーなどの抽象画家たちは何かをはっきり書くことは逆に本質から遠ざかることである、として対象を削いで削いでシンプルにしていった結果、○や△や□などの幾何学模様が並ぶ絵画となりました。ぱっと見ても「何が描いてあるかわからない」「難解な絵だ」と言われますが、そりゃそうですよね。ものの本質、美しさの源、神様への溢れる様々な想いなんてものが「その時代の人間が見てはっきり分かりやすい」だけのものであるはずがありません。それが本質を表すのなら、時代を超えなければならないし、超えていなければならない。その時代に「分かりやすく」書いちゃったら、次の世代では「幼稚な絵」ってことにもなりかねませんし。絵と詩の難解さが同義であるとはいいませんが、つまり、「この世は難解である」「ぱっと見分からないものばっかりでそれで良いのである」という認識、分からなくて当然という立ち位置に立って、それを許容したらば、「難解かそうでないか」ということを超えて、「わかんないけどいい!」「やっぱ自分には合わないや」という感情が湧き出てくるのかなあと思いました。
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いとう
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こしごえ
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かおる
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塔野夏子
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銀猫
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石畑由紀子
連打
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前田ふむふむ
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佐野権太
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葉leaf
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ことう
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健
とてもわかりやすかったです。参考になりました。
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木葉 揺
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納谷和久
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佐倉 潮
作者より:
批評祭用 その7
ま、僕はこんな感じですよってことで(笑)。
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