残りもの/三条麗菜
桐ヶ谷忍さんのコメント
>それが失われた前後で
>何も変わっていないので
>私たちは捨てられる寸前まで
>きっと何も分からないのです
この連をピークに、奇妙に心に引っかかる詩でした。
出汁は主役であり、命を与えていたものがなくなった時
突然意味を失う・・・人もまたそのようなことがあるのかなとか
色々考えさせられる詩でした。