桃始笑/nonya
アラガイsさんのコメント

咲く花が笑うにしてはイマイチ寒いですね。本当に天候が不順になってきていると強く感じます。 桃始笑、冒頭からインパクトがありますね。句的な表現と西洋風な装いは、扱いによっておもしろくなるとも思うのですが、個人的に少し淋しいと感じるのは、その描写表現が海外の古典楽曲やカーニバルと洋風に趣向されたなら、石畳とか洋風の建築物ひとつでも加えられて欲しくなることです。


いや、春らしくて愉快な詩ですね。たぶん意識的なものでしょう。終わりの方の〜くしゃみ、に振り返った様。あなたの照れた笑顔が冒頭に置かれた(桃始笑)の文字と重なり、まるで顔の表情に見えてくる。
作者がハズしとおっしゃるなら、これは計算されたような見事なハズしですね。
洋服な建物〜云々などと講釈を垂れてしまいましたが、再度読み直してみればそのユニークな明るさがわかりました。人気の多さも理解できます。