書き記さなければなにも残らないノートに/石川敬大
石川敬大さんのコメント
試行錯誤が良い方向に行っているのか悪い方なのかじぶんにはわからない。
かといって、他人がわかるかといえば、それも違う気がする。

数日経って、数か月経って、自作が我慢ならなくなることがある。
推敲しても改作してもどうにもならないものもある。
つまり、じぶんのチョイスにも残らなければ意味がないのである。

しかしながら、日々の些細なおもいも言葉にしなければなにも残らないのである。
本作は、そのことをテーマに書いてみた。