強い意志と理想を持って駆け続けていく、生きていく時の景色と意識などの
たくさんの現実を実現して、欲だけではなく、自分だけでもなく、
でも強固な自分を持って、言葉以上の現実があること、それを確認している
こと、それが僕には伝わってきました。だから、こうした振り返りをする
ことで、読者には愛の気持ちがわいてくるのだと思います。こどもって
不完全だけど、意識の中ではどの子も完全で、他のこどもと重なり合う部分
もわからない部分も抱えている。おとなになった僕は、こどもの自分に対して、
どう向き合ったらいいのか分からないのですが、現在を支えてくれている
過去の自分に対して、ある程度の多様な意識をもって眺めているのです。
懐かしさということを、忘れてしまっている自分を、僕は持っています。
soft_machineさんはおそらくそういった意識にも向き合って詩句を書いて
いらっしゃるのでしょう。最後の方の詩句が、何とも言えずに理解が難しい
けれども気分を刺激されます。