おおぞらに <二篇のみの詩集>/るるりら
黒髪さんのコメント
浅いところにも深いところにも「私」がいます。だから情緒
が生まれています。思えば自らの情緒は、あらゆる幸せにつながる
最上の心。何か特別なもの、それを思い出し、再想起させ、
楽しい心や応援の心が、僕の日常の短い習慣と思索の中に
忍び込んで、手を取って楽しくやりましょうといった気持ちになれるのが、
とても不思議で、味わえるような自然な技法も、得ておられます。
こういう生き方で、人への優しさと、自らの鼓舞として、やっておられる。そしたら、不屈の精神をもたらすものは、人間の生命(血流の温かさ)と、自然の気持ちのいい不思議な愛すべき印象だな、
と思いました。僕が失った自分を取り戻すには、温かさと、物の
あまりにも不思議な親近感が、不可欠なのです。