本質と原理/HAL
ドクダミ五十号さんのコメント
ニーチェは抑圧の只中で思考した。
肯定が彼の栞では無かっただろう。肯定し、思考し、否定の末に頁に挟んだと思います。
「箴言」詰まりは「迫真にして簡潔」な文言が詩として、文学として、汲むべき一滴であると
は、後世にての彼の評価ですが、彼自身の胸中は如何だったでしょう?
人間なんてのは、肯定するほど否定に近づく存在ではなかろうか? 彼が考えたかどうか
を、私は知らない。 のだけれど、ヴァーグナーやショーペンハウエルから離れるに充分だった
との意見には賛同する。「迫真」するには「その場で、近く/遠く、事物を味わう。置き場の無い
精神」で、己を痛め続ける。それじゃないかなと、勝手に思っています。

頭痛が痛い(笑)ので、このへんで。 ごめんなさい。