_/印あかり
石村さんのコメント
サラダの食感がリアルで、生命を噛み締める快感と悲しみのようなものが同時に響いてきました。
結尾の明るさ、軽さにほっと開放感。
---2019/04/09 15:37追記---
読み直してみましたが、印象はかわりませんでした。
感情の明るさ、軽さではなく、言葉が「あかるさ」「かるさ」に達している、と言った方がより精確かもしれません。
悲しみ、空しさ、苦しさ辛さ、滑稽さといったあらゆる感情を含みながら、言葉が感情を超えた名状し難い情趣、要は「もののあはれ」に達した時に取る姿は、明るく、軽い。私が感じたのはそのようなものだったように思います。