ひとつぶの雨に欹てる/ただのみきや
オダカズヒコさんのコメント
>ことばのなかおまえはいない
>せかいのなかにわたしはいない

じゃ、おまえや、わたしは、どこにいるのかって話だと思
うんですが、
ここでは、
「言葉=世界」この公式をまず否定するところがポイントだ
と思いました。
しかし、言葉を否定するのにさえ、やっぱり言葉が必要だと
いうところに、結局人間があるんだというところにたどり着く。
そうするとどうなるのか?
ASCII artの世界にループすることになる。
詩書きにとって、言葉の世界から授かる、その恩寵から逃れる
ことはできないって話になるわけ。