詩壇における「籠モル化」とは何か ― 閉鎖性がもたらす評価の固定化と新規性の排除 ―/atsuchan69
室町 礼さんのコメント
---2025/09/09 04:46追記---
ここに詩を書く人たちが100人いたとする。
最初彼らは互いに初見だから礼儀もあるけど
臆することなく忖度することなく批評する。
初期文極のように投稿と批評が活発化する。
しかし10年が経つと互いに外で会ったりして
互いが親交を深める。すると互いに友人めい
た関係になり批評というより忖度した馴れ合い
のイイネをする。さらに10年たつと100人
が好き嫌いや直接会ったことによる愛憎でグル
ープ化され掲示板が複数生まれてそこへ気に
いった者同士がたまり場をつくる。もうここで
もあそこでも新人はそこでの古参たちの馴れ合
いを見て、ただ辟易するしかない。自然、新し
い風は吹かない。
わたしはもう30年近く掲示板に投稿している
が誰一人、外で会ったことがない。しかしもし
外で会えば必ずその人物と馴れ合うだろう。
馴れ合えば掲示板という本来、すべての人が対等
に遠慮なく批評しあえる空間での動きが鈍る。
それどころかもしある馴れ合いグループの誰かを
批判すれば総スカンを食らう。
こんな空間で詩が活性化するわけがない。この
現代詩フォーラムもCreative Writing Spaceも
メンバーが大昔から変わらない。そして当然、さらに
時間が立てば経つほど互いに外で会ったりして
馴れ合いが進み忖度もすすみ、それへの批判者
へのシカトも進む。「煮詰まる」。
これは詩の世界だけじゃなく戦後からの政治、
経済、文学などの世界でも「煮詰まり」が起きて
どうにもならなくなっている。
そういう「煮詰まり」を崩そうとするとわたし
のようにほぼ全員からシカトされて投稿を読んでもらえ
なくすらなる。若い新しい人たちがこんな現状を
みて参加できるはずがない。