チーポンリーチツモ満貫/洗貝新ハァモニィベルさんのコメント
冒頭、最初の2行が、わるくないので、始まりは好感触ですね。
いよいよ、麻雀小説に対抗して、麻雀詩を書くのか、と予感させました。(まあ、牌図を入力できませんけどね笑)
私から観ると、自虐とユーモアが薄味なのが、物足りない感じがします。
(自虐というのは、自分を斬って見せるサービス精神の極地ですから、常人には痛くて出来ないものですが)
詩行を乱してありますが、文章が滑らかになっているので、今までのマイナス印象が無くなりました(私の感覚ですが)。
後半以降、とくに最終部分を読んで、本音でいいと感じる読者は少ないでしょうが、
(わたしが読むと)この作品には、全編とおして孤独が溢れています。そして、最後のところは特に。
形式や、表現、一見賑やかそうな描写、それらの奥に、作者の孤独が表現されています。
それが心を撃つので、ポイントありの評価にしました。
(私の「詩の動物園」を読んで頂きありがとう御座いました)
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