メタモルフォーゼ/ひだかたけし
大町綾音さんのコメント
また変なたとえを持ち出しますが、この語法とそれがよって来るところの完璧さは、あのカトランの完璧にシンプルな厚塗りを思わせる……最初骨折しながら書かれた詩(描かれた絵)のようにも見えたのですが、血みどろって言ったら失礼ですよね、なんというか言葉が見つからないんですが、そうだなあ、静脈も動脈も綺麗に浮いて見える健康な手のグロテスク……の健康みたいな。青空が綺麗に浮かんで見えるのが本当に救い。この詩を読んで救われる人がほとんどなのでしょう……ただ辛い人は本当に辛いかな。。
---2025/04/07 17:14追記---

んー。そうそう。今入院中で長い説明はできないのですが、そのへんのところ。カトランを出してきたことで直感的に把握してくださる方希望なんですが、字数をそんなに多くは使えないというところを含めて、それほどひだかさんの意に沿わない読み方はせずにすんでいるかなと思うのですが、そうだな、上の文章だと青空が唯一の救いに見えてしまうのかな。でもこの明るさに辿り着くまでの過程ですよね。そこに必然的にある死、あった死。暗喩であれ、現実であれ、見る人はそれを見てしまう。そこでへこたれていてはやあ駄目だろと作者は言うのかもしれないけれど……ラザロあってのイエスが、「ラザロ、君がいない」と言うみたいな。まあ、そこまで案じる必要はないことなのかな。うーん、ZILCHのEASY JESUSと似たものを感じたと言いますか、いや、やっぱ違うかな。堂々巡り言葉足らずでスマン。
---2025/04/07 19:45追記---

---2025/04/07 20:01追記---

擬人法と言うか、比喩ですよね、福音書は。わたしはまあ、国教としてのキリスト教の信者……っても家の事情で改宗しないといけなくなりましたが、パウロ以降のお道徳に比較的忠実というのはあります。でも、誤解でなければラザロがイエスの分身的?な解釈、メールででもお知らせ願えれば。。言われればたしかにそうではあるんですが、あの時代にBLというのもなくはない気がして。まあ、そんなですわ。ひだかさんこそお体お大事に。あまりご無理なさいませんように。

---2025/04/07 21:42追記---