冬の垣根/リリー
ひだかたけし
さんのコメント
〉日はとっぷり暮れて
手をつなぐ母娘が暗いお庭の垣根に
帰り着く
曖昧な記憶で覚えていない
若い母は、あの潰れたミノムシを
どうしたのでしょうか
この微妙に自らの(母娘一体化した処の)闇を照らし出す奇妙さ
リリーさんならではの詩表現だなぁと僕は感じ入ります。