そのうち 眼裏に 花香る。/あらい
アラガイsさんのコメント

イメージが湧かない。この破綻させた文は何を意味するのだろうか。いや、意味ではないのだろう。重要に興されているのは花香る嗅覚的な感覚だと思う。表の顔があれば裏の顔もある。同じように挑発的な裏言葉に眼を妬いた文字群。盲目の陶芸家を思う。四季を省みて自らの死期に予感する茶の湯花。千利休。これはそれとしてこの佳さとしてまだわからない。