雲の披露宴Ⅱ/菊西 夕座アラガイsさんのコメント
アノ時代の儚さよ。独楽といえば二色の独楽。井上陽水の初期の楽曲ですか、雲を見て独楽を連想できるとはアノ時代のお人でしょうね。白い花嫁衣装が揺れる。パリは濡れる恋人たちの街角。こんなタイトルの後付けもシャガールの夢が夏空の祝祭を覆いますね。僕の好きな絵柄で安い印刷物を壁に掛けてますよ、と思いきや、この作者は菊西有罪確信犯なのですぞ。ただでは起きないお人は人吉橋。式は式でもお葬式。恋人の彼は政府のエージェンシー。常に鞄を下げては黒メガネで待機しているお仕事の人。。だったのですね。儚くも、空は割け黒い雲立ち上がり、その麗しき花嫁衣装も一瞬のうちに、灰燼の露と消えてしまうのであった。ぺぺんがペンと
---2023/09/03 22:06追記---