ひとりでスケッチ/光冨郁埜
アラガイsさんのコメント

これほど少ない描写でもリアルに想像の世界は拡がるのですね。結局ノートの上に二本線を引いただけなのですが、詩書きならばこのような空白に込められた余白を追い求めてほしいものです。次元を超えて作者と読み手の間で浮き上がる構図。これは終わりの行が活かされているからでしょう。言葉を超越した立体的な世界観を見せてくれています。