朝の日記 2015夏/たま
夏美かをるさんのコメント
たまさんの素晴らしい詩が久しぶりに読めてとても嬉しいです。スイカの受粉をご自身の産婦人科訪問の経緯と絡めて表現されており、「簡単に生きられないわたし」とさらりとまとめておられることが、余計に読者を切ない気持ちにさせます。ですが、「惜しむものは何ひとつない、それがいい」と結ばれている。その心境にたどり着くまでの作者の生きた路を思わせる、素晴らしい作品だと思いました。