天を見つめるということ/そらの珊瑚
夏美かをるさんのコメント
しみじみいいですね〜。
太陽が出ている時は日を浴びてエネルギーを吸収する。太陽が出ていない時はまぶしくないから思いきり天を仰ぎ見ることができる。曇り空に飛んでいく哀しみを乗せた風船…。晴れの日は晴れの日にしたいことを楽しむ、曇りの日も、無理に抗わずに心の向かうまま、ちょっとメランコリックになったりしても、総じて坦々と過ぎゆく日常をいとおしむ。とても素敵です。ラストの“雨を待つ 砂漠の 身寄りのないおたまじゃくし”という表現は、さすが珊瑚さんでないと思いつかないようなはっとする発想ですね。わたしは頭が硬いので、こんな表現はとても思いつけません。