食べる 二編/乾 加津也
夏美かをる
さんのコメント
“食べること”は楽しみでもあることは勿論、それ以上に“生きる意志”であり“生きること”そのものでもある…ということを、この詩を読んで感じました。紹介して下さった女性の“ただパンを食べたい”という切実な願いが切ないです。食欲を感じ、食事を普通に取れることの幸せを忘れてはいけませんね。
“瞬間の連続の生を最期まで楽しく貫くのに
炎に似た、しなやかな意思が要る”
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こちらの表現がとても鋭くて唸りました。