そして いくたび/木立 悟
乾 加津也さんのコメント
技術の時間にニス塗りがありました
できるだけ薄く塗り乾かして、これを何度も繰り返します
木目の荒々しさがとれて、滑らかな艶が出ました

作風で感じるのは、自然現象たちが人を拒みながら
何度も透明のニス塗り(精錬)を繰り返すイメージ(眼差し)です
そこに初めて現れる色彩(真理のようなもの)を
求めているのかもしれません

これが最も強く現れた作品と思われ印象深く感じました
(失礼はお許しください)