嘘つきの星のもとに/まーつん
鵜飼千代子さんのコメント
たったひとりの生活が与える自由な時間を自分の為に使い、評価とは関係がなく自分が納得のいくところまで、自分を磨いているのでしょう。

火傷はね、清水の舞台から飛び降りるようなものであったかもしれません。

「他」はひとつではないので、立ち向かった先が検討違いであったとしても、ベッドで手を繋いで、お星さまの話が出来るお相手に恵まれるといいですね。幸せがベースで孤独が真実だと思うから幸せをまんまと手放すのだと思います。

大人になると、孤独がベースで幸せを落ち穂ひろいのように拾いながら、生活をしていくものです。

再三言っても主は聞いていませんが、「してあげたいことではなく、相手がして欲しいこと。野蛮ですが、相手の為になること。」をしなくちゃいけない。「相手の為に」なんて、傲慢で不遜ですからね。

彼は、少しずつ外の空気を知りながら、誰にも頼らず生きてきた自分を誇りに思って余生を暮らすのでしょう。

友達で助けられる程度のことでも断ってお金で済ます。そうしたシーンでの新しい展開を考えていないのか、遠慮(迷惑)しているのかもしれません。

わたしは、自宅で外に出さずに夢をみていることに差し障るつもりはありませんし、「誰も自室での夢想を取り上げないから自分の生活を保って」と思います。