あやまち など五篇/クナリ
鵜飼千代子さんのコメント
「接触」の芽が摘まれていたら、いわゆる「去勢」されているわけですから、周りがいくらいつまでも応援しても実は結ばないでしょう。

「実は結ばない」とわかっていながら、ふたつの豪華な花火が会話をするかのように次々上がる様を見ることは、大人向けの苦味なのかもしれませんね。

もっとわかり易く言えば、「種がない」のです。