天籟/草野春心乾 加津也さんのコメント
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後でコメントを書かせていただきます。^_^
---2013/08/05 21:45追記---
もはや詩は心の表現ではないと著名な詩人は語ったが、わたしはまだあらゆる可能性を信じている。
写実もすべてやりつくしたと考えることこそが、驕りではないのか。
(公的芸術というより、内証的に、だけれども)
この作品を読んで、ますますその思いを強くした。
一連目は朝、二連目は夢、三連目は響きである。
この作品のその他の語群は、このそれぞれのテーマを写実的に補強する役割を果たす。
言い方はまずいが、道具は草原のピアノ(鍵盤)とその弾き手(あなた)である。
あなたの手や唇、微笑みという表情が、朝や夢や響きとなって作者の魂を震わせる手法は、
陳腐ではあっても高潔で潔い。
決して空気を伝わることは無くとも
私の魂を打つただ一つの響き
空気(自分以外の存在?)に伝わらずとも、確かに自分を打つという、
なんて気迫のある、気高き言葉ではないか。
とか、書いてみました。
(コメントにて失礼します)