天秤/真島正人
鵜飼千代子さんのコメント
最後の4行だけでいいかな。

---2010/06/09 01:10追記---
dフェイゲンさんの作品に集中して、きつめのレスばかりでごめんなさい。
(文字についてですとか。)

dフェイゲンさんが、コメントの前半で書かれている通りなのですが、
紙媒体にこの詩を出すだろうか?というところに、んーとなりました。
内容は、「届いた、、、」という脱力感もあるのですが、「天秤」が揺れる部分が
何かと問う時に、前半と後半では付きすぎています。量るというのでなく、
地面に並べて置けばいいのではという気もしてきます。後半部分はミイラ取り
がミイラになってはいまいか?という疑問をもちました。「天秤」は、前半部と
重りのお話で、後半部は宣告となるものでしょうか。

dフェイゲンさんの、「どうして忘れてしまうのですか?」は、痛みを感じたので
ポイントを入れなかったのですが、こちらの方が、豊かなように感じました。
ただ、こうした考え方ではダメだというのが「氷の心が/必要なのだ」に繋がって
来たのかなとも思いました。

「この詩は書かなくて良かったのではないか」という気持ちと、「この詩なら
書かれていることが誰にでもわかるであろう」という複雑な思いがあり、
けれど、尻上がりなので、そちらに重点を置いて作品化されたほうが、
実りがあるのではないかと思ったので、「最後の4行」云々のコメントをしました。

---2010/06/09 01:58追記---
すみません。「どうして忘れてしまうのですか?」にちゃんとポイントしていました。

---2010/06/09 23:25追記---
きっちり、詩になっているんです。^^
インターネットの24時間休みなしの媒体は、詩人がしかるべき距離を取らなければいけない場所だと思っているだけです。
AtoZさんのコメントにもかつて書きましたが、真摯な詩書きは商業媒体でツールとして使い捨てられます。
狭い詩の世界で、確保したというのは、大切だと思うのですが。そこだけでなく、もっとひらいていきたい。

それは、詩を書き始めたばかりの、インターネットはそこそこやってきた参加者
より、弱点だと思います。

どこに出しても恥じない自分の詩としてきっちり詩となっているものを、
期待しているひとりなのかも知れません。

そうすると、フォーラムにとって若干暴れで沢山の感想詩が生まれるターゲットからは外れてしまうかもしれませんが。(誰かが言ったというのでなく商学部出身なので)

フォーラムが望んでいる訳ではないと思います。自然に、そうした状況になるのだと思います。醜いのは、そこそこにと思いますが。