宝の持ち腐れか、腐った宝持ちか ハイチ地震とJDR/A-29
AtoZさんのコメント
こういう問題に詩を書く人が着目するということは、すごいことだとかねがねおもっていました。
わたしを含め多くの若い人たちも老人もハイチが地球上のどこにあるかすら知らないでしょう。

よって、そのような「知らない」土地の「知らない」人々への関心や同情はごうも湧き起こらないのが人情です。
恥ずかしい話、わたしもハイチで被災した人々への関心がものすごく薄かった。

これが米国で同じ災害が生じればテレビや新聞はパンクするまで報道しつづけるでしょうにね。
いやはや人間なんてこの程度のポンコツな情感で動いている。
しかし詩を書く人が、こんなポンコツの情感についてもっと敏感でなければならない。

ポイントを与えなくても、なんらかの意見表明が少なかったのには正直驚いた。
これでは現代詩なんかかけるわけがない。