死の冷たさについての素描/岡部淳太郎
伊藤透雪さんのコメント
私も父と祖母を亡くし、死の絶望の先を見ました。
父の胸は温かいのに、足の先は既に固く冷たかった。意識はないのに暴れたそうです。

祖母は臨終を看取りましたが、意識のない祖母の心臓は、6度戻りました。凄まじい生死の境目を見て、死の恐ろしさと、平等を知りました。

死の間際まで、生きようとするのが人間の自然であることも。

絶対性という言葉にも、実感として理解できました。

ありがとうございました。