心の難解さへと向かう試み/岡部淳太郎ブライアンさんのコメント
僕は1980年に生まれました。
僕らの世代はまさにスタイルの時代と称していいのではないか、と
僕は思っています。
その象徴的な文化が、インターネットではないか、と。
インターフェイスにのみ、僕らは気にかけて生きています。
インターフェイスのその奥に在る物を知ろうとしていたはずの感覚もまた、
インターフェイスをより知るために発達して行ったように。
僕らの世代に似合っているリズムは、大地のリズムではなく、HIPHOPのリズムであり、
僕らに似合っている感情もまた、与えられた感情であるように。
さあ、ここから僕らはどうその容器たちと片をつけるのだろう。
僕らは僕らの上の世代から受け継がれたその容器を、どうやって処理するのだろう。